記事を探す
ちゃろぼ
デジタル・アナログの手書き家
制作作業や思考が捗る、パソコンやiPadの作業を便利にする便利なITアイテムやその使い方を見つけるのが好きです。

Screaming Frog SEO Spiderの各タブの意味

Screaming Frog SEO Spider - 各タブでできること

Screaming Frog SEO Spiderをインストールしたのですが、それぞれのタブの使い方がわかりません…

本ページでは、日本語翻訳されていないScreaming Frog SEO Spiderのタブの見方のコツをまとめています。

Screaming Frog SEO Spiderの各タブ
Screaming Frog SEO Spiderのタブ

はじめに
タブの見方のポイント

色々なタブがあって混乱しそうになりますが、ポイントはこの2つです。

  1. よく見るタブは「Internal
  2. タブがたくさんあるものの、「Internal」タブにある情報を他のタブに小分けされている
    言い換えれば、他のタブにある情報が「Internal」にまとまっている
ちゃろぼ

まずは「Internal」を見るだけでも問題ありません。

目次

各タブでどんなことができる?使い方

ちゃろぼ

それぞれのタブで、解析するサイトのどんな情報が見れるか、簡単にまとめてみました。

Screaming Frog SEO Spiderの各タブの機能まとめ

タブ何ができるか
Internal解析したサイトのHTML、CSS、PHP、JavaScript、画像など、すべてのページやファイルの様々な情報を確認できる
「External」「Hreflang」「Structured Data」タブを除くすべての情報が集約されているタブ
External解析したサイトからどのサイトにリンクが貼られているか、外部リンクの一覧を確認できる
発リンクが切れていないかのチェックにも使える
Security解析したサイトに安全でない「http://」のURLがあるか等の確認ができる
Response Codes解析したサイトのページ、ファイルを含めた、ステータスコードや、検索結果にインデックス可能かどうかの一覧
ステータスコードとは「200:正常」「404:NotFound/見つからなかった」など
URL解析したサイトの各URLの文字数やエンコードされたURL、Canonicalなどの一覧が確認できる
Page Titles解析したサイトの全ページのtitleタグの文言について、文字数や警告などが確認できる
Meta Description解析したサイトの全ページのmeta description文言について、文字数や警告などが確認できる
Meta Keywords解析したサイトの全ページのmeta keywordsの文言について、文字数や警告などが確認できる
H1解析したサイトの全ページのh1の文言、文字数、問題点などの一覧を確認できる
H2解析したサイトの全ページのh2の文言、文字数、問題点などの一覧を確認できる
Content解析したサイトのそれぞれのページの単語数などを確認できる
Images解析したサイトの全画像のURL、ファイルタイプ、ファイルサイズの一覧を確認できる
Canonicals解析したサイトの全ページのmeta canonicalに入っているURLの一覧を確認できる
Pagination解析したサイトの「rel=”next”」「rel=”prev”」の中身のURL一覧を確認できる
Directives解析したサイトの「meta name=”robots”」「canonical」「rel=”prev”」「rel=”next”」など、検索エンジンへの指示が見れる一覧を確認できる
Hreflang解析したサイトのhreflangタグの指定と設定しているURL一覧を確認できる
hreflangは、多言語サイトで検索ユーザーに対して適切な言語を表示するためのタグ
JavaScript解析したサイトの各ページで、JavaScriptでコンテンツが生成される前のページ内の単語数や、JavaScriptでコンテンツが生成された後のページ内の単語数など、JavaScriptによるページコンテンツの変更についての情報を確認できる
AMP解析したサイトで「rel=”amphtml”」があるページ、AMPの設定で問題があ
ページの一覧を確認できる
AMPは「Accelerated Mobile Pages」の略称
Structured Data解析したサイトの各ページに、「JSON-LD」、「Microdata」、「RDFa」、「Schema.org Validation」、「Google Rich Result Feature Validation」などの有無、警告やエラーのある一覧を確認できる
Sitemaps解析したサイトの各ページがXMLサイトマップの一覧に含まれているかや、XMLサイトマップのファイルサイズの大きいもの、問題があるページなどを確認できる
PageSpeed解析したサイトの各ページの表示速度にまつわる情報や、提案などを確認できる
Custom Search解析したサイトの各ページの中で、検索語を含むページを抽出できる、
Custom Extraction解析したサイトの各ページの中で、XPath(XMLPathLanguage)というものを使って、合致したページを抽出できる
AnalyticsScreaming Frog SEO SpiderとGoogle Analyticsを連動している場合に、セッション、PV(ページビュー)、コンバージョン数などを確認できる
Search ConsoleScreaming Frog SEO SpiderとGoogle Search Consoleを連動している場合に、キーワード 別のクリック数、表示回数、平均掲載順位などを確認できる
Link MetricsMozやAhrefsなどと連動すると、その情報を見ることができる
ちゃろぼ

特化した情報を見たいときに、適したタブを使ってページを抽出するように使い分ける、といった感じです。が、慣れないうちは「Internal」だけ使えば問題ないです。

Screaming Frog SEO Spiderの使い方の例

ちゃろぼ

Screaming Frog SEO Spiderには便利な機能がたくさんありますが、すべて覚えないと使えないわけではありません。まずは、よく使う機能だけ使い方をマスターすれば問題ありませんよ。

Screaming Frog SEO Spiderとは

ちゃろぼ

念のため、Screaming Frog SEO Spiderがどんなソフトで、どんなことができるか、まとめておきました。

Screaming Frog SEO Spider

イギリスの会社「Screaming Frog」が提供しているSEOツールで、解析するサイトのあらゆる情報を抽出してくれるソフトWindows、Mac、LinuxのUbuntuにインストールして使えます。

ツールで解析できるサイト情報

  • サイト内のURL
  • ページタイトル(titleタグ)の文言
  • ページタイトル(titleタグ)の文字数
  • meta descriptionの文言
  • meta descriptionの文字数
  • h1、h2タグの文言
  • 発リンク
  • 被リンク など

解析だけではなくXMLサイトマップの生成ができたり、有料版ではGoogle AnalyticsやGoogle Search Consoleといった外部ツールとの連携ができます。

Screaming Frog SEO Spiderはこう活かす

  • 競合ブログがどれくらいのサイト規模かわかる
  • 狙いたい検索キーワードに対して競合ブログがどれくらいのページを投下しているかわかる
  • 競合ブログのページタイトル、descriptionの内容を参考にできる
  • URLをコピーしました!
目次